Mackerel User Group Meeting Vol.3 に 参加しました。

mackerel-ug.connpass.com

LTもさせていただきました。

初心者枠というか、自分自身が、「Mackerelの初期設定を始める前に知っておきたかったなー」と思った事についてです。

TL;DR

  • AWS インテグレーションの設定は複数できるので、ロール毎くらいの粒度で設定するつもりで準備したほうがよい。
  • インテグレーションの設定をする前に、監視対象のAWSインスタンスにタグをつけておくこと。
  • 除外条件には頼らずに、監視対象にピンポイントにタグをつけた方がよい。

上記をまもらなかったことで起きた悲しみ。

「アカウントの設定しただけでインスタンスが片っ端から登録されて便利!」

→ 不要なホストも登録されるし、サービス・ロールの設定を手動でする必要があり、まったく便利ではない。

「ところで、どれが不要でどれが必要なのかインスタンIDだとわかんないんだけど」(ホスト名はインスタンスIDで表示されている)
「マネジメントコンソールを見ながら、必要なやつにサービスとロールを設定して、あまったやつ退役させれば良いか。」

→ ぜんぜんよくない

  • 退役させてもAWSインテグレーションの抽出条件に適合していれば無限によみがえってくる。
  • 除外条件をつけてAWSインテグレーションの設定を更新したらすべてのホストが新規登録状態に
    • がんばってつけたサービス・ロールが水泡に :orz:

「除外条件をたくさん設定して、もう余計なホストはいないぞ!」
「これで安心してスタンダードプランを使い続けられる」

→ そうはいくかな?

  • 事情を知らない人がなんのタグもつけずにインスタンスを作成する
    • 「なんか知らないホストが監視対象になってるんだけど?」

悲しみを繰り返さないために。

  • AWS インテグレーションを設定する前に、監視対象をロール毎に整理して、タグをつける。
  • AWS側のタグに基づいて、ロールの単位でAWS インテグレーションを設定する。

御利益

  • デフォルトロールで抽出すれば手作業なしで快適に監視できる
  • タグなしのインスタンスが突然増えても勝手に監視対象になったりしない
    • (ここはケースバイケースで、こういうのを監視しなければいけない人たちもいるとは思う。その場合には既存インスタンスに除外タグを一括でつけて、既知のタグがついていないものだけ引っかかるようなインテグレーション設定を追加するのかな。)

LT を終えて

こんな感じのことを話そうと思っていたのですが、準備不足の極みで完全にテンパってしまい、ここに書いてある事の半分くらいの話しかできなかったなーという感じなので、反省しています。 こういうのはきっと場数も大事!いままであまり外に出ていかないタイプのエンジニアだったので、登壇とかブログとかをもっとやっていきたいという気持ちです。